5579 昔話は迷惑な話

ワードプレス

令和7年6月1日(日)。9時50分13.4℃。降水量0.0mm/h。風向・東。風速3.9m/s。日照時間4分。曇り。積雪深…cm。

「昔話ですが」とお断りを入れると、まずスルーされると思います。気弱なお相手は「へー」とか「そうですか」とか、話し手の腰を折らない程度に、そして早く終わらせるように仕向けるのが一般的対応でしょう。

ではなぜ性懲りもなく…… 記憶を整理、美化する役目もあるかと。

今回、WordPressでブログを立ち上げた際、タイトルバックの画像を自作した。それは前職の新聞記者時代に使った原稿用紙、モンブランの万年筆とインク壺を配置した。自分では最高傑作と思っている。

記者時代、最も充実した瞬間は1996年のアトランタ五輪で紙面づくりのキャップを張った時。そのご褒美に観光視察との名目でハワイへ出張命令があり、帰りの免税店で記念に購入したのがその万年筆。

タイトルバッグの決め手の小道具にストーリーを与えたからといって、聞き手は全くどうでもいい話。「どこの店でも並んでるじゃん」って話。

ついには30年ほど前の出稿計画や、朝・夕刊作業の指示書、紙面のスクラップを引っ張り出すことに。自己満足の世界に浸ってしまった。そんな歴史と重みが~と、言ったって他人には興味ないし迷惑な話。

タイトルとURLをコピーしました