5589 赤福は学生アパートの味

名物

令和7年6月11日(水)。10時30分21.2℃。降水量0.0mm/h。風向・南西。風速0.4m/s。日照時間0分。雨。積雪深…cm。

5月27日の伊勢神宮の近くの赤福・内宮前店での画像です。旅先のアレヤコレヤは格好のネタになりますが、そればかりに頼っていては日常雑記を旨とする本欄としては浮世離れしてしまう。日常に軸足を、と思っています。

伊丹空港からバスで伊勢神宮に向かうあたりから雨模様。シトシトより強い雨脚。雨予報で100均のポンチョを購入していた女房はテルテル坊主になっていました。

参詣が終わり、五十鈴川を戻ると街道沿いに古い商家の家並が続く。歩き疲れたし冷えても来たし、まずは腰を落ち着けたい。とば口の赤福のお店へ。抹茶と2個の赤福。それにお茶(=何茶か不明)がその場で味わえて本当に落ち着きました。

昭和40年の末頃、東京の学生アパートに四日市出身の2年先輩がいて、赤福のお土産が定番だった。私が帰省した際のお土産は老舗菓子店の羽二重餅・りんごもち。同宿の学生の間での評判は赤福に遠く及ばなかった。

その後、食べる機会はそんなになかったと思うが、赤福がアップデートされたのは2007年の消費期限偽装…… 

HPには「消費期限は夏期は製造日共2日間」とある。今の隆盛は災い転じて福となす、だったでしょうか。一緒に食べる人もない夫婦二人の私達。日持ちも考え、旅程の最終日に空港で最小単位を買いました。最初に口にした学生時代から赤福の虜です。名物に旨い物あり、です。

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