令和7年(2025年)7月25日(金)。10時30分29.9℃。降水量0.0mm/h。風向・西。風速2.3m/s。日照時間60分。晴れ。積雪深…cm。
いつぞやのぶっかけ蕎麦です。こんな暑い中、魚のすり身のナンタラを天ぷらに仕上げる飽くなき食へのこだわりに驚嘆せざるを得ません。これがあっての今回のぶっかけ蕎麦。いつもの具材が霞んでいます。
ぶっかけは、ある意味、汁蕎麦系。器は深みのあるものでなければならない。
女房作の深みのあるこの位の器が無いわけではないが、ぶっかけ蕎麦となると、この器が登場する。この器によってぶっかけ蕎麦が病床の最大の旨いモノになったのだから、その頃の痛みとともに思い出します。
40歳の3月。春スキーで骨折、90日間の入院を余儀なくされた。入院先は日赤。当時は現在のエリアなかいちにあり、正面玄関前に有名蕎麦店があった。出前はしないが器を持参すればそれに盛り付けてくれた。大盛りだとすると我が家はこれっきゃなかった。
心と体は健康そのもの。運動不足でも腹はすく。病院食では飽き足らない。自由になる週末のランチ。女房が運ぶぶっかけ蕎麦は最大の楽しみだった。
最近は好んで笊蕎麦も食べるようになった。蕎麦本来の味を楽しむ、などという気はさらさらないが、あっさりともさもさした絶妙な感じがいい。勿論、笊2枚、とか大盛りなどとは言いません。