5639 カオナシだったらどうしよう

同期

令和7年(2025年)7月31日(木)。9時50分33.3℃。降水量0.0mm/h。風向・南東。風速4.0m/s。日照時間60分。晴れ。積雪深…cm。

高校同期会の連絡文書などの文案は全て引き受けている。で来年喜寿を迎えるので、この10月に古希祝いを麗々しく開催する。高校の同窓会事務局が年に2回発行する「同窓会だより」春号で予告。7月中には出欠確認の往復はがきを会員に郵送する手はず。

窓口となった事務局長が私に電話を寄こした。「気付いて自分の名前を書いてくれる人もいますが…… 」と言葉を濁す。

即座に「イケネェ~」と気付いた。〇印を書く返信はがきに、名前を書く欄を書き忘れた。冷や汗タラァ~でした。仮に全員が全員、揃いも揃って“自己紹介”無しで返信はがきを出したら…… 分かるのは出席者の数だけで、どこのどいつか皆目見当がつかない。

出席者◇△人は全員がカオナシ。これを怪奇現象と言わずして何と言おうか……

想像するだけで背筋が凍ります。私は何度か同期会関連の往復はがきを出しましたが、今回だけは魔が差したと言おうか…… この文案については飲み会の席で6人にチェックしてもらっていた。彼らも同罪とは決して言いませんが、見せたことで油断が生じたのか……

返信はがきがみんなカオナシだったら…… 私を含めこの7人がクソ暑い中、電話をかけまくってカオナシの正体を一人ひとり暴いていく、不興を買う場面もあったでしょう。未然に防いでくれた事務局の方々は神様です。

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