5657 掻き揚げは苦役でしょう

探求

令和7年(2025年)8月18日(月)。10時40分28.8℃。降水量0.0mm/h。風向・西。風速4.4m/s。日照時間60分。晴れ。積雪深…cm。

「掻き揚げ 美味しいでしょう」。押しつけがましくなく、あっさり言うのが女房流。16日の外気温は既に30℃を超えていたかと。そんな中、エアコンもまだ稼働させていない中、天ぷらを揚げる女房の飽くなき食へのこだわりには正直頭が下がる。

まずこんな暑いのに、という思いが先に立つ。「まずい訳がなかんべ~」と、正直に「旨い」と言わない自分が暑苦しい。

ソーメンとは違う存在感は独特です。黒い釉薬の手作りの器に稲庭うどんの白い透明感が際立ちます。掻き揚げの乗った皿、薬味を入れた小皿、つゆを入れた猪口もそれぞれ手作り。

薬味の小皿にはショウガ、ワカメ、最近ハマったという柴漬けを細かく刻んだヤツが並ぶ。一味唐辛子、ワサビも必須。それをツユに全部入れて、稲庭をすすると、刻んだ柴漬けの破片に当たると、独特の酸味が広がるのがとても嬉しい。

タマネギ、ゴボウ、ニンジン、笹かまぼこ…… 小麦粉を解いたヤツに混ぜて天ぷら鍋に投入し、形を整えつつきつね色に変化するのを待つ…… エアコンの効いた中で食らう私には想像を絶するような苦役ではないかと。

翌日は外食だったので、お盆休みの最後のお家ランチになりました。感謝しかありません。秋田竿燈まつりも終わり、お盆も過ぎた。少し昔だと秋風が立ち、雪便り、お正月と言ったものだけど…… 残暑がどうも。

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