5682 つきまとう団塊の世代

団塊

令和7年(2025年)9月12日(金)。10時40分28.7℃。降水量0.0mm/h。風向・南東。風速5.3m/s。日照時間60分。晴れ。積雪深…cm。

ずれ込んだ昨日の作業着デイ。生まれ育った場所なので、変貌した家並に感慨を抱きつつ、植込みのスギナを中心に引き抜き作業をする。時折、出入りする方々とのさりげない会話が楽しい。

毎回ではないが隣家の当主との会話も楽しみでもある。5人兄弟の私。一番上の兄と同学年の当主は8歳年上。子供時代は体力、知力、全て及ばない。同じ年代が束になっても敵わず、軽くあしらわれるだけ。

ところが今は、年上を敬う気持ちは持ちつつも、ほぼ友達感覚でタメ口。子供の頃の年の差がオッカケで後期高齢者なったことから誤差の範囲ぐらいまで縮まった。「黙ってても80になるぞ!!」は生温かい励ましか。

お向かいには男だらけの5人兄弟がいた。団塊世代の始まりの1947年生まれと尻尾の1949年生まれが兄弟にいたのも我が家と共通。ワチャワチャしている団塊世代の私らより長兄たちはかなり大人だった。

夏休みのラジオ体操などでは横丁からガキが湧いて来た様子を、シニア感覚で見てどんな印象を持っていたのか…… 翻って今思うとそのワチャワチャはどこへ姿を隠した……

横丁の狭い泥道は車が通れるアスファルト舗装に変わったし、違反建築ポイ木造家屋などは姿を消し、新建材の小奇麗な家並にはなったが、子供たちは湧いてこない。つい消息話になって初耳のことに驚かされたりもするが…… それも途絶えるのだよね。

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