5707 不在はパワーです

人生

令和7年(2025年)10月7日(火)。9時50分21.3℃。降水量0.0mm/h。風向・南東。風速6.5m/s。日照時間60分。晴れ。積雪深…㎝。

去る5日の秋田高校43年卒業生の喜寿を祝う会の会場。地元の主力幹事3人のうち、体調を崩して一人去り、また一人去りして迎えた静寂の会場です。もちろん微力な私一人ではなし得ず、地元の同期生の奮闘があってのこの舞台です。

“あれ!? マイク席が右左違うじゃん”。下見と違う本番の設定にアセアセでした。

2日前まで人数が確定しません。「帯状疱疹で痛くて」。歯科医からは「38℃の熱で下がる気配がない」。まあ後期高齢者アルアル。それは良いとして、当日の“度忘れ”のドタキャンの心配が膨らむ私でした。

( )出席する、にスタンプで機械的に〇を押した前国会議員。受付周辺に人だかりができるのに彼の姿はない。気配もない。主催者が連絡すると「今東京だ」。曰く、その手の出席依頼には全部〇にするそうだ。悪びれるそぶりもなかった、と。

多分、主催者が出席を念押しするとか、お願いに上がるのでしょう。また秘書が軽重を計るのかも。こちらのアプローチも甘かったのかもしれないが……

青春のたったの3年間。寄せる思いもそれぞれ。その集大成と意気込んだのですが…… 機械的に仕分けされた寂しさはあるが、バリバリ現役だとそれもアルアル。官僚のトップに上り詰めた同期、経済界のトップに君臨する同期の二人は公務。“三巨頭”がいずれも欠席でしたが、それも重鎮として活発な証拠。不在をパワーに変える会でした。

タイトルとURLをコピーしました