5830 雪が緩むと蟻地獄

空転

令和8年2月7日(土)。10時10分-2.5℃。降水量0.0mm/h。風向・西北西。風速7.6m/s。日照時間19分。晴れ。積雪深15cm。

昨日の写真は腕時計を写し込んでいたので深夜であることは画面上分かる。昔は時計を写し込んで撮影時を特定する、というテクニックはあったかも。そして昔、現像すると隅っこに日時が浮かぶのカメラがあって父が愛用していた。

スマホって凄い。デジタルネイティブは画像のファイル情報を調べれば、撮影日時はおろか様々なデータがあることをご承知。俺たちはおぼろげな記憶をたどるのがせいぜいだったけど。

2月5日16時05分の写真。管理する駐車場でスタックです。四駆なので脱出するのは可能。すると若いオニイチャン。「押しましょう」と声を掛けてきた。雪国アルアル。丁寧にお断わりすると今度は手袋を嵌めながら押っ取り刀で中年のオジチャンが「さあやるぞ」と。雪国アルアル。

雪国ではスタックした車をほっとけないDNAが刻み込まれています。絶対見過ごせない。こちらも丁寧にお断わりしました。

車で踏み固められた厚さ10cm程の圧雪。気温が緩むと一気にシャーベット。すぽっとタイヤが埋まり空転。蟻地獄に嵌った虫のごとく、足掻けば足掻くほど深みに。他の利用者のためにと、重い雪を寄せる作業を小一時間。

昨朝、他の管理する駐車場の利用者からクレームらしき「機械除排雪の予定はありませんか」。スタックが続出しているし今日明日の大雪予報。休み明けを心配してのこと。冷たいけど自力で、と。機械を入れると収益が淡雪と消える。心の中で「もう少しの辛抱……」。呟くだけです。

タイトルとURLをコピーしました