令和7年12月2日(火)。10時10分9.0℃。降水量0.0mm/h。風向・南東。風速3.9m/s。日照時間60分。晴れ。積雪深0cm。
「ぜい肉を落とそう」のガラクタの山で、“なんでも鑑定団”のへっぽこが「これいいね!!」。声を合わせたのが、昨日の写真の10時方向にあった額装された白樺の油彩。背景が独特の赤で、白樺は黒っぽく描かれている。
小品で、価値あるものなのか、ないのか。見当がつかない。サインもないし。
廊下の壁にでも吊るせば、邪魔にならないし、のっぺりした壁のアクセントにもなる。じっくり鑑賞できて味わいのある有名画家の レプリカでなくても、チラ見して有名作品でないことが丸分かりでも、装飾品としてピリッと引き締めてくれるかな、と。
裏をひっくり返すと裏ブタは合板ではなく、発砲スチロール板。押さえる金具はなく、紙製のガムテープや、セロテープで固定されていたようです。長い年月でカピカピに乾燥し、剥がれていた。このままでは吊るせない。ホームセンターでプラトンボ、廻り縁に付ける留め具、ワイヤーなどを購入、有り合わせの合板を切り出して……
費用は合わせて2000円以上。それだけのお金を掛ける必要があるか、ということですが。
絵の裏にボールドキャンパス(サムホール)とあり、老舗画材店の名前。伯母が東京の有名画伯の下に通い、20作品を超える油彩を描いた。白樺の絵は画材店からお得意様向けの販促品ではないかと。だとしたら名品な訳ないか。でも当時は無名でも、今は巨匠だったら…… 私らには大事な掘り出し物です。亡くなった伯母の絵は私が引き取り、実弟に当たる亡父の写真アルバムと一緒にロフトにあります。

