令和7年(2025年)7月4日(金)。10時40分28.8℃。降水量0.0mm/h。風向・南西。風速5.0m/s。日照時間1分。曇り。積雪深…cm。
透明感のあるエメラルドグリーンが異彩を放っている。ミズのお浸しは和のテイストの極致みたいなもの。2軒のちっちゃなバンガローを持つトンピリビのオジチャンから、自分の山に自生するミズ1束を頂いた時の夕ごはんです。
たまたまその夕ごはんは、焼き魚、鶏肉の炊き合わせなど、昭和のテイストたっぷり。
1カ月に1,2度ほどあるかないかの茶褐色のおかずシリーズ。私達の子供時代の食卓の色合い。その時代は焼き魚だったら焼き魚、煮物だったら煮物が主菜で、あと副菜として小皿に何やらがあって、漬物、味噌汁、ごはんだった。
主菜が2つなんて贅沢な食事はなかった。でもごはんは、というと茶碗で3倍ぐらいはフツーに食ってた。炭水化物の摂取量はとてつもなかった。隔世の感の極みです。その時代に令和の米騒動みたいなことが起こったら革命が起きたかも。
山ガールご夫妻が山菜採りをご隠退なさったので、お店で購入することがなかった私達にはミズは初物。あらかた出来ていた夕食の支度の合間に、ササッと皮むきしてくれた。
下準備の間にもキッチンをウロウロ。これは飲まずにいられない。当てとしてトコロテンも追加してくれた。それに茶碗に八分目の玄米入りのごはん、練り物の細切りの入ったお吸い物。初物のミョウガが散らしてあった。トンピリビのお陰で食卓が昭和の華やぎでした。