5627 冷製麺は黒い器に限る

食べる

令和7年(2025年)7月19日(土)。6時30分24.9℃。降水量0.0mm/h。風向・東南東。風速2.7m/s。日照時間27分。晴れ。積雪深…cm。

これはいつぞやのランチ。冷製の稲庭うどんです。この時期、ソーメン、稲庭、能代うどん、五島うどん、冷や麦…… 乾麺で冷やして食べる麺は様々ありますが、我が家の両横綱は稲庭、とソーメンかと。

子供の頃の思い出に、ソーメンのか細くて、吸い込んでも噛んでも溶けてしまう食感はない。その頃は、同じ乾麺でも数倍太く、存在感もあって、時折ピンクの数本が混ざっている冷や麦を食っていたかと。そして庭先で採ったミョウガを刻んだヤツ。

今は店頭にあるのかどうか…… 太いには太いが、ソーメンに近い心もとない柔らかさだった。そして稲庭うどんとソーメンの違いは、太さもあるけれど、麺の硬さというかコシの強さというか、それに透明感。

この黒い器も女房の作です。冷やしおでんの器は内側に水色の刷毛を走らせたような模様が涼やかでしたが、稲庭、ソーメンを盛り付けるにはちょいと違うかな、と。この黒と白とのはっきりしたコントラストが格別です。

最後の透明感はこの器に盛り付けるとはっきりする。私の感想ですがソーメンは水分の吸収が早く、すぐ白濁してコシを失うが、稲庭だと水分の輝きが残って透明感を保つような……

そして付け合わせも色とりどり。多少の出し入れでぶっかけそば用や、冷やし中華用に変幻自在。エース級の顔触れ。勿論、器は女房の作。頭が上がりません。

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