5640 オニイサンは何のエール!?

音楽

令和7年(2025年)8月1日(金)。10時40分33.2℃。降水量0.0mm/h。風向・南東。風速4.0m/s。日照時間60分。晴れ。積雪深…cm。

昨夜は駅前の焼き鳥屋さんで恒例の独り飲み。予約してたけど、カンターのどこでもいいよ、と言われた。見渡して待ち合わせと思われる女性客と、二人連れの若い女性の間に座った。左右は1席ずつ空いている。

いつもは隣とはしゃべらない寡黙な客です。結局、左は独り飲みの女性だった。会計する際「盛岡行きの最終に乗らなきゃ」。そして「私は吹奏楽オタクなんです」と話しかけてきた。

近県の吹奏楽コンクールの本選には、必ず顔を出すオッカケで「秋田大会の帰りです」。遥か昔、吹奏楽に入っていた私にスイッチが入った。「○○県に比べ秋田はレベルが高い」。アレコレ話すうちに私の中学時代の勢力図と大して変わらない。

全国に名をとどろかせた中学の基盤を作った指導者がいた。息子に引き継がれ、今は孫が指導している。公立らしくない展開であり、実績に応じた予算配分もあるのだろうか。羨ましい限りです。

立ち上がろうとする4人のタイミングが一緒。「これから揃って二次会ですか?」。和んだ空気に大将が茶々を入れてきた。4人が一斉に「ナイナイ」。そして別れ際に吹奏楽オタクが「オニイサンも頑張って」と握手を求めてきた。

「それが言いたくて長々としゃべっていたの!?」。小料理屋の女将が呆れ顔。多分女性は50代半ば。後期高齢者を“自白”した私をどう呼ぼうか迷っただろう。何のエールか分からなかったけど嬉しかったのだよ!! 

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