5679 サンマはお値打ちに限る

余白

令和7年(2025年)9月9日(火)。10時00分27.4℃。降水量0.0mm/h。風向・東南東。風速4.0m/s。日照時間40分。曇り。積雪深…cm。

先週、女房がゴルフの流れの会食で私はボッチ飯。蕎麦猪口サイズのニセきりこのグラスで濁り酒を1,2杯は飲むかも…… 「まずはごはん」とスーパーの総菜コーナーへ。握りずしをカゴに入れて焼き魚を選んでいた。

上下黒っぽい作業着で、現場帰りのオニイチャンが、最後の1匹のサンマの塩焼きを電光石火の早業で目の前から奪っていった。

歳の頃は私の半分程度か。家族分に1個足りなかったか、アパートで一人で食らうのか分からないが「あいつは魚が好きなんだ」。今風のガテン系の若者にしては、と微笑ましく思った。

サンマに手を伸ばしかけた話を女房にも聞かせた。そして残ったアジの開きを丸ごと食べてボリュームに驚いた夜だったのです。

「去年はサンマを食べなかった」と女房。私が好まない上に、昨年は極端な不漁。スーパーで見かける鉛筆みたいなやせ細ったサンマは「金輪際食わない」と。それを察して女房は我慢をしていたらしい。高かったし。

サンマを選ぼうとした話で、スイッチが入った女房。昨夜は立派なサンマが食卓を飾った。2年ぶり。初めは尾と頭がはみ出そうな自作の陶芸作品に盛ろうとしていたが、私の進言で一回り大きな自作の皿に。これでこそ大海を回遊するサンマ。この付け合わせとの余白が食欲をそそります。「年に1回は食べたいもの」。イヤイヤ、お値打ちなら1回とは言わず…… 

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