5726 熊の出没で貸し切りだぜ

余波

令和7年10月26日(日)。9時30分15.7℃。降水量0.0mm/h。風向・南東。風速4.7m/s。日照時間28分。晴れ。積雪深…cm。

昨日は本荘射撃場でクレー射撃。電話してイベントなどがあれば行く気も失せるので、仮にそれがあっても、図々しく紛れ込ませてもらう決意だった。クローズであればそれはそれ。旨いラーメンでも食ってドライブ気分で帰りゃいい。

着くと静寂。不安しかなかった。銃声がない。多分プーラー(=標的の陶器を放出する機械を操作する人)の車が1台止っているだけ。

「きょうクローズ?」と彼に声を掛けると「やっています」。「貸し切りですよ」「もう2人がラウンドして帰りました」。

11月1日から狩猟解禁。イベントとは各地の猟友会が開く競技会のこと。この時期、鈍った腕を磨こうとハンターたちが猟銃を持ち出し、調子を上げていく。だから昨日もオレンジのベストを着た猟友会のハンターでワチャワチャしていると思った。

連日の異常な熊の出没。そして人身被害。多分ハンターは駆除で引っ張りだこ。イベントどころでない。

私は実猟では小物狙いの散弾銃の所持者。そしてどこの猟友会にも属さない流れのシューター。「度々来場している感じ」とおっしゃるが、私は年一シューターでしかない。ここに集うシューターには大物狙いのライフル所持者がいて木の上の熊棚をしょっちゅう見ているなどと生々しい話を良く聞いた。でも、ライフルも無敵じゃない。出合頭とか、背後から襲われれば長い銃は邪魔でしかない。駆除は命がけ。人は減るわ、熊は増えるわ……

タイトルとURLをコピーしました