5741 謎肉は永遠に

絶妙

令和7年11月10日(月)。10時20分9.6℃。降水量1.7mm/h。風向・北西。風速6.1m/s。日照時間0分。雨。積雪深…cm。

発売当時のカップヌードルは“無国籍”に見えるカップの印象。色とりどりの具材、そして高目のお値段。お湯が注がれて24時間いつでも食べられる自販機の存在…… 当時学生だった頃には高値の花だったけれど、今でも食べたくなる。

最近のカップヌードルビッグのCM。カップからゾロゾロ出てくる謎肉、カニカマ、たまご、エビ……

まんまと乗せられました。後期高齢者なのにジャンクな食べ物を口にして大丈夫かい、ということですが…… かつてはベールに包まれていた謎肉。それが大手を振って主役を張るって一体何じゃ!? と。

食品衛生法を持ち出すまでもなく、アレルギーの発生源の表示が求められる時代、謎肉が世間を渡れる訳がない。絶対、丸裸にされているはず。ネットで調べると「味付き豚ミンチ」とあって豚肉と大豆由来の原料で作られているとか。

私達が学生の頃は、誰の命名かは知らないが文字通り謎肉。あのサイコロ大の物体は一体何、と言っては口にしていた。種明かしが済んでも謎肉が余裕で通用するのは素晴らしい。製造者もそうですが、消費者も一緒になって謎肉という秘密めいた名前を楽しんでいる。

成熟した社会があるからですね。蓋には「謎肉増量」とあり、もう一つ目を引く「大玉謎肉入り」のロゴ。そいつは確認できなかった。食ベてみた。フツーのカップヌードルの具材多めで大盛り(=当社比とあった)が正体。私達にはフツーサイズで十分ということでした。

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