5939 下手の長糸

苦心

令和8年5月27日(水)。10時50分28.3℃。降水量0.0mm/h。風向・東南東。風速1.4m/s。日照時間60分。晴れ。積雪深…cm。

下手の長糸…… 私はガキの頃、お茶と和裁の先生をしていた伯母の言葉で意識した。母や姉も言っていたとは思うが伯母の印象が強い。最近、女房の口からも出た。祖母の言葉のようでしたが、和裁、洋裁を問わず真理を突いた言葉なんだと思う。

ガキの頃は注意散漫なので長い糸をこんぐらからせて糸を切る羽目になったり、そして完成間近に限って何かの拍子でコブが出来て泣きたくなったり。今でも長糸を操ることがあって、集中力を維持するのに苦労しています。

これは4作目の巾着用に、ベージュと茶色の革紐を作ろうとしているところです。商品名・レジャーコードを芯に、1.7cm程の革を、ベースボールステッチで巻いていきます。仮に60cmの革紐を作るには、何倍もの糸が必要になります。2m以上は必要でしょう。

正に下手の長糸。これって本当に非効率。一目進むごとに最大で200cm以上の糸を通すことになる。それこそ非効率の極み。で現在は、達観して短い糸で縫い始めています。

そこで問題。全体を1本の糸で縫い上げるのではないので、必ず糸を継ぎ足さなければならない。この継ぎ足しの方法さえ確立すればかなり能率がアップするのは明らかなのです。

巾着の大部分は平縫い。平縫いは短い糸でも途中での継ぎ足しは楽で、その部分が弱くなることは無い。ただ、ベースボールステッチの糸の継ぎ足しは!? 平縫い程単純にはいかないようです。あーして、こーしてと、考えていて、何とかなりそうです。神経が磨り減る下手の長糸だけは避けたい。

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