5953 細工は流々

堪能

令和8年6月10日(水)。9時50分3℃。降水量0.0mm/h。風向・南南西。風速0.4m/s。日照時間15分。曇り。積雪深…cm。

今日も旅の食です。スミマセン。あまりにも圧倒的だったので…… 初日は観光で伊丹空港から一路姫路城へ。お城近くの観光拠点でちょうどお昼となりました。団体席に用意されたのはどでかい赤い塗り物のお椀……

向かい合わせに6個と5個が整然と並んでいる。これだけで立派にインパクトがある。

こんなにどでかいお椀に何が入っているのか。単品かそれとも何品かの料理が見栄えよく収まっているのかワクワク感が止りません。これは単なるモノ消費に留まらない、旅の物語の主人公になる「コト消費」と言っちゃ大袈裟でしょうか。

姫路の武将・黒田官兵衛の赤い兜に見立てた約38cmもある“大名椀”に盛られたご当地名物の穴子丼でした。隣の女性のお椀の蓋を女房が取ったところ。器が巨大なので少量に見えても実はたっぷり。今は鶏のから揚げしか写っていませんが……

続いて播磨そうめんで有名な「揖保乃糸」の温麺、ショウガ醤油で食べる姫路おでん、香の物。

壮観だったのは洗面器で顔を洗うがごとく、そろって前屈みで箸を動かす姿。絵になる、と思ったけれど顔出しはネ!! 平均年齢はむしろ80歳に近い。こんなに食べられないよ!! と顔をしかめるお方もなくみんな笑顔。大名椀のお大らかな仕掛けにまんまと引っ掛かってお腹いっぱい堪能したのでした。姫路城は国宝であり世界遺産。素材に恵まれても様々な技を繰り出すことを怠らない強かさを感じました。このボリュームが聳える天守に導いてくれたのかも。合わせ技のコト消費ですかね。

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