5959 凛とした佇まい

装い

令和8年6月16日(火)。10時50分23.8℃。降水量0.0mm/h。風向・南西。風速4.8m/s。日照時間60分。晴れ。積雪深…cm。

「暑くなりそう」と目を細めて遠くを見ると、日傘をかざした和装の女性が歩いて来る。着付け教室のオーナーだ。挨拶するにしてはちょいと遠い。その距離というのは日頃のお付き合いの親疎というか、親しさによって近くもなったり遠くなったりする。

気付かれなかったらバツが悪いし、会釈するまでもないかな、と止めました。

6月に入り、好天が続く。そして会社前の花鉢も色鮮やかな夏の装いに衣替えした。水遣りに出たら、彼女も丁度水遣りに出てきたので、「おはよう。暑くなりそうだね」

「そうですね」。「暑くなると絽とか紗(=しゃ)の着物がいいですね」というと少し返事が遅れた。遅れた理由はシャではなく、どうもシュと発音したようだった。ここのところ言い間違い、記憶違が多い。それは勘弁して頂くとして、「そうですよね、これは麻ですよ」と話を継いでくれた。

「麻も涼やかでいいですね」。「これからもっと暑くなるけれど、洋装と和装では、どちらがいいの」。「和装の方が首元は涼しいですけど、どっちとも言えないですね」。ここんところはさすが着付け教室のオーナー。凛としたお答えでした。

ここ最近、ビジネスシーンでの短パンがいいのかどうか、の議論がお役所界隈で喧しいとか。2000年代から始まったクールビズの延長線が短パン!? 延長線とかでなく成れの果てと思ってしまうのだ。私はゴルフ場での短パン姿にも節操無いな、と違和感を覚える人間。なんとなくキモイ。日傘に和装。凛とした佇まい素晴らしい。

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