5857 ニンニクは灰汁取り

旅情

令和8年3月6日(金)。9時50分6.2℃。降水量0.0mm/h。風向・南東。風速2.0m/s。日照時間60分。晴れ。積雪深0cm。

鹿児島の第1夜は、9年前にも訪れたJ2秋田ブラウブリッツの大物関係者の推奨のお店。当地でも1,2位を争う老舗。着席した際のテーブルのセッティング。乾杯の生ビールは考え物。十数人に注ぎ終わるには時間がかかり過ぎ。皆さん空腹で今にも肉を突っ突きそう。しばし待て!! でした。

黒豚のシャブシャブは薄めた蕎麦つゆで食べるのが流儀。それにナガネギの薄い輪切りをたっぷり絡めて食する。黒豚は旨いのは当たり前。口解けもよくあっさりして薄めの蕎麦つゆと相まって箸が止らない。

それに輪をかけて美味しいのがナガネギ。真っ白で、今の時期の秋田のネギとは違い、筋の1本の存在も感じない。シャーベットのような感じでシャグシャグと食べられる。本当に感動モノ。「おねーさん追いネギ」と、2回お代りしました。

バスガイドさんが「山ばかりでお米取れないですよ」。自嘲気味のおしゃべりは、どっこい畜産、野菜、柑橘系、お茶自慢でもあったのだ。

さて黒豚に乗った生ニンニクのかけら。翌朝、それを真正直に食べたという方が「息が臭くて大変」と迷惑を詫びると、大物が「それは灰汁取り用ですよ」。食べて毒じゃないけど。

以前、締めは素麺と当欄で書いた。それは細い蕎麦がいつの間にか脳内変換してしまったから。実際、赤と黒の塗り物の木箱に入っていたのは打ち粉を纏った極細の打ちたて蕎麦。つけ汁は元々蕎麦つゆなんだから旨いこと。季節を超えて北国から南国へ…… 迷走してもこれぞ旅情。 

タイトルとURLをコピーしました