令和8年7月30日(木)。9時50分3℃。降水量0.0mm/h。風向・西南西。風速5.7m/s。日照時間22分。曇り。積雪深…cm。
一昨日の夜はいつもの高校同期との月一の飲み会だった。巾着を作ってからは飲み会には黒の巾着3号を持参だった。その日は雨模様、いつものスーツ姿で出掛けたのですが、薄い夏生地で色はチャコールグレー。ほぼ黒なのに黒の巾着じゃマックロクロスケ。チョイと遊び心でベージュを持参した。
席では「俺にも作ってくれ」と非常に興味を示した彼は少し呆れ気味に「それも作ったのか!?」とびっくりしていた。「それ売ってくれ」という話には進展しない。他の方々はスゲーなーという表情だが巾着談義は盛り上がらない。男の世界ってこんなもんだろう。
女房は「それを持って行ってどうだった!?」と男性陣の反応に興味深々だったが、ひと言「低調」と。
紗か絽の着流しでハットを被った粋なオジイチャンが、手に巾着を提げて背筋を伸ばして悠然と歩く。一昨日の組み合わせは、子供時代に出くわした光景を何となくイメージした出で立ちだった。
激しい雨脚。ズボンの裾を3回ぐらいまくって透明傘を頭にくっつけんばかりに深く被った姿は粋の対極の野暮でした。そこで分かったベージュの革の欠点。雨粒で濡れた個所が滲みて真っ黒な点になったのだ。乾けばこの通りです。多分、撥水性の仕上げ材を塗れば解消できるでしょう。
半世紀以上も前の昭和の記憶の中にいた着流しのオジイチャン。その当時の平均寿命を考えると今の私の年齢より上ってことは無いと思う。でも、そんな粋の域に達するにはもっと年を重ねないと。まだまだです。

