5964 風が吹き抜ける

災厄

令和8年6月21日(日)。9時00分20.5℃。降水量1.5mm/h。風向・東南東。風速5.2m/s。日照時間0分。曇り。積雪深…cm。

「風強いね」。ティーングラウンドだとよろめく位強い。冬場はあるのだけれど、晴れ渡った夏場では珍しい気がする。コースをセパレーとする高い松林がほとんど姿を消した。遮るモノが無くなったので直接風の猛威を受けることになったセイかも……

この冬、松枯れの木を何千本伐採した、と倶楽部会報に書かれていた。それでもまだ伐採されずに立ち枯れている松の群生が所々に……

昨日は秋田カントリー倶楽部でのラウンド。日本海コースの上がりの9番ホール。グリーン左手前の群生の松が黒々と立ち枯れていたのは衝撃的だった。茶色ではなく、赤茶の枝を纏ってもいない。ただただ真っ黒に佇んでいる姿は何かを象徴する彫刻にも見えた。

松枯れの蔓延をブームと言っちゃなんですが、私が現役の記者だった40歳ごろが一次ブーム。山形に接する県南の沿岸から北上してきた。国道7号を車で走ると、北上の最先端が判別でき、何日かおいて車を走らせるとジワリ勢力を拡大している様が見て取れた。

それが青森に抜け…… 残されたのは赤茶けた松林だった。

喉元過ぎれば熱さ忘れる、とはこのことかと思う。ここに来て2次ブームが始まり、前の様に手を拱いているのが腹立たしい。多分、1次ブームの際の対処法、耐性木の育成など曲りなりに成果があって、今回の2次ブームに生かせていると思うが、それにしても歯がゆい。

持ちつ持たれつの関係がありながら、自らの生息環境を壊滅させる、という松枯れ病の因果…… また、されるがままなのか。

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