6041 飾りじゃないのよ

杞憂

令和8年9月6日(日)。6時20分3℃。降水量0.0mm/h。風向・南南東。風速2.2m/s。日照時間0分。曇り。積雪深…cm。

8月31日(月)22:36の第5作目の巾着の途中経過です。本体を筒状に縫い上げ、最上部の口の部分の革を折り曲げてステッチをかけ始めたところです。完成時に見える糸はこの部分と革紐のベースボールステッチだけです。

基本は平縫い。それは丸目錐で下穴を開け、1本の糸に2本の針をつけて、同じ穴に逆方向から針を刺して革を重ね合わせる。肝心なのはその下穴を如何に一直線に開けるか。革が重なる部分もあるので、裏側はともかく表の革の穴は見栄えのためには一直線にそろえます。力技でもありますが繊細な感覚も必要になります。

作業もここまで進むと、完成が見えてくるので、一針一針に勢いがつきます。

何度か書いていますが、今回は工程を変えた初めての作品です。以前は革の筒に4隅に糸で内袋を結び付けただけの構造。それだけだと完成時に内袋がたるんでしまい、スッキリした内袋の空間にはならない。そうならないように革と内袋が一体感をもつようにしたいのです。

巾着の口を開けたら内袋と革が一体化して広がり、四角の底板が四隅までスッキリ見えるというのがイメージです。筒の底辺には4つのカシメが見えますが、その裏には底板付きの内袋がカシメで連結されています。最終的には裏表をひっくり返すことになります。底板ごとうまくひっくり返るのか…… 

当初は不安でしたが杞憂に終わりそうです。さて途中まで進んだ巾着上部のステッチ。ハトメをシッカリ受け入れる強度を保つのに必須。決して飾りじゃないのです。

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