6090 手が止る

難儀

令和8年10月25日(日)。6時30分15.1℃。降水量1.0mm/h。風向・東南東。風速1.5m/s。日照時間0分。雨。積雪深…cm。

まずは行動を始めた。オヤジの写真、及びオジイチャンから受け継いだであろうセピア色の家族写真のアルバム。500冊を超えるアルバムを機械的に“10分の1”にする意味はこうだ。

平成のアルバムは背表紙に年月日、イベントとか撮影場所、登場人物とかが几帳面な字で書かれている。それを精査して残すか廃棄を決めるのではない。時系列で並べられたアルバムを、順番に遡って10番目、20番目、30番目、以下同じ、を残すという方法。中身の軽重で判断するなどとても無理。貴重なシーンが廃棄されても割り切るしかない。

引っ越し荷作り中、写真アルバムに引っ掛かってしばし思い出にふけって手が止るアルアル。この断捨離では絶対その轍は踏まないと思っていたが…… オヤジのテーマって一体何で、何を残したかったんだろう。

平成5年5月4日から19日と記された一冊には13の項目が書かれていた。私と女房が来宅という記載もあった。“この花何の花”という項目も。誰に伝えるでもなく、ただ日常を切り取る、ということだったでしょうか。1週間に1回ほどルーティーンで駅前の写真屋さんにフィルムを託す。日を改めてやっと紙焼きされた写真を手にする。このプロセス、日常の営みこそオヤジが大事にしていたことだったかも。

デジカメなど手にしたことはない。その手軽さとは対極の一眼レフ。だからといって緻密な芸術写真を撮るでもなくオートフォーカスで楽しんでいた。

でも写真が貼られたアルバムの重い事!! ロフトとはいえ降ろすのは難儀です。

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